実験場 漆まわり Aug 16, 2019 「手板」はわたしにとって大切な小さな実験場です。 練り合わせた朱の色と乾き具合の確認はじめ、色々な質感を試します。 偶然性に嘉されていて、見たこともない姿を漆が見せてくれるところ。 漆自身の中から、新しい質感が、新しい作品のアイデアが生まれる。 それにしても、たくさんの小さな朱の跡を指先で撫でて愛でていると、なんでこんなに恍惚とするんだろうか。