茶会〜ヤミヨノウルシ〜

exhibition
Mar 27, 2019

イベントもやります。
闇のなか、流れ落ちる漆の映像をお軸に見立て、写真の作品『襲かさね』の入った仕覆を解くところから始めるという、なかなか攻めたお茶会です。

『陰翳礼賛』の中で谷崎潤一郎が「暗闇で羊羹を食べるとより一層甘い」というようなことを書いていて、20年来それは本当なのかな~と疑問に思っておりました。その疑問を解きたい!という思いと、同じく「暗闇の中蝋燭の明かりで見たほうが漆は美しい」との谷崎の論説には異論がなく、この度夜咄茶会をヒントにしてこのような実験的企画をたてました。(※蝋燭は防火管理の面から今回は使用いたしません)
暗闇で漆を見るのは私も未体験の領域です。どれぐらい暗いのか、お隣さんの顔すら見えないぐらい暗いのか?そしたら何も見えないじゃないか。でも鍵甚さんの特注主菓子が美味しいのは間違いなく、またアートデイレクターであり茶人であるO氏の点てるお抹茶が美味しいのは暗闇でもきっと間違いありません。こんな実験的な、でも世界初?の試みを一緒に体験してくださる方、ご予約お待ちしております。
私も着物でお手伝いいたします~。

※撮影が入る場合があります。

solo-show

exhibition
Mar 27, 2019

→終了いたしました

ささやかな個展をいたします。
場所は祇園のど真ん中、花見小路。
会員制イタリアン、イルチプレッソの2階。
時期は都をどりで街が浮き立つころ。

気候のよい時です。観光またはお散歩ついでにお茶するような気軽な感じでお越しいただけると嬉しいです。
その日の朝に作って運んでこられる鍵甚良房の主菓子と、目前にて点てられた薄茶もお召し上がりいただけます。

お手数なのですが予約制のためご一報ください。
メッセンジャーからでもこちらでも↓
Shop Mail : ilhanaregion@gmail.com
Artist Mail : info@urushi-media.com

<Yohko Toda URUSHI solo Exhibition> 

●会期 4月11日(木)- 30日(火)

「Urushi awakens your senses 漆はあなたの感覚器官を歓ばせる」

漆の質感を追って制作している戸田蓉子の作品を日常に使える食器から大型のオブジェまで展示。また今回初の試みとして、一般の人の目に触れることのない未だ液状の漆の姿を収めた映像作品も発表する。音楽はエレクトロミュージックの分野で世界的に活躍する青木孝允が担当、コラボレーションとなっている。

●関連イベント情報 

4月9日(火)
プレオープン・ディナービュッフェ
<戸田蓉子の作品で愉しむ極上イタリアン>
12の漆色プレート『襲かさね』にイタリアンの料理が盛られます。
・受付17時 ~ 十二名様先着
参加費3,000円

4月20日(土)
茶会
<陰翳礼賛-ヤミヨノウルシ->
暗がりに浮かびあがる漆の美しさを感じていただく夜咄茶会です。
・20時~、21時~ 各席五名様先着
参加費¥2,000円

※双方、予約制となります。席数限定ですので下記の連絡先までお問い合わせください。

Shop Mail : ilhanaregion@gmail.com
Artist Mail : info@urushi-media.com

・会場名  イルチプレッソはなれ
・所在地 京都市東山区祇園町南側566番地2階

news oped

publicity
Mar 27, 2019

先週の水曜日のニューズオプエド、こちらの番組はリアルタイムでTwitterに質問意見がどんどん入ってくるというシステムです。報道番組なので、政治経済に関心のある視聴者が多く、漆になどみなさんあまり興味がないだろうなと思っておりました。ところが嬉しいことに、漆にまつわること、美術に関すること、たくさん質問やご意見をいただきました。なかには私も知らなかった漆にまつわる歴史的エピソードやハイレベルな化学的質問まで。帰ってメモしました。
拙い喋りながらも、何かしら伝わったことがとても嬉しかった。そして、日本人の生活から漆はほぼ消えてしまったと思っていたけれど、意外とみんな人生のどこかしら探してみれば漆と接している瞬間があるのかもしれないなと考え直しました。本当によかった。活動休止期間をのぞいて12,3年漆とともに過ごしてきました。これだけの時間かかって、やっと私の中で漆という存在が醸成してきてくれたんだと思います。これからもますます熟成を進ませよう。もっと伝えたい、という気持ちが強くなりました。
 そして漆黒空間プロジェクトに関してもちゃんと喋ってきました。優しい藤本さんも古賀先生も漆黒の箱を覗いてくださいました。
そしてそして、背景に貼ってもらったポスターならびにフリップで入れてくださった個展の案内、次の投稿にて諸々お知らせいたします。

回る御社の夢

day
Mar 22, 2019

久しぶりに師匠に会いに。
85歳の先生はますます漆を追求、そしてちょっと可愛くなっていらっしゃいました。
夜遅くまでたくさん話を聞いて対話して大笑いして、背筋を伸ばしてもらう。

工房前の神社を見て、10年前に見た不思議な夢に出てきたのはこの神社だったと気づく。回るこの御社の夢。ぐるんぐるんすごい速さで御社が回転してた。ひえ〜と思いながら見てたら、最後に御社がズボッと抜けて吹っ飛んだ。
そしたら御社の下の部分(基礎みたいに地中に埋まってるところ)は美しい巨大な白色の木の根っこだった。という夢でした。
拝んでおきました。

長靴下ピッピ展

day
Feb 20, 2019

こども達の大好きな『長靴下ピッピ展』に行きました。
心に残ったのはイングリッドヴァンニイマン(Ingrid Vang Nyman1916~1959)のイラストレーション。ニイマンにしか書けない完成度の高い線を凝視しながら「イラストというのは自身の線を獲得できるかどうか」だなと思う。腕から指先の関節の一つ一つまでが脳からの神経伝達で完全にコントロールされる。鍛錬されたピアニストのように。
藝大の油画科卒のペインターの友人が以前「(版画ではあるけれど)浮世絵の線って単純そうだけど真似してみるともんのすごく難しいんだよねー」と言ってたのを思い出した。そういえばニイマンも浮世絵を模写していたのだったな。

ほとんど人の目に触れることのない、未だ液体状態の漆の姿を映像に収めた拙作『figure』、これに青木さんに音楽をつけてもらいたいなーと半年ほど前から思っていた。
青木さんはパリ、ベルリンを経て今は大阪ベースで活動されている、エレクトロミュージックの分野で世界的に知られる方だ。
お正月過ぎにぼんやりインスタグラムを見ていたら、友人が八日戎に行きました―という楽しそうな投稿が流れてきた。赤ちょうちんのぶら下がるネオレトロ?な飲食スペースでDJがプレイしている。「DJの青木君に会いました」と書いてあったので、DJの青木くん?でも、これはきっと違うDJの青木くんであろう、と思っていたらハッシュタグにaokitakamasaとあってびっくり。えびすさまに福をいただいたような気持ちで、すぐ友人にメールをしてみたら快く紹介してくれたのでした。

そして先日心斎橋のど真ん中にある秘密基地のようなスタジオにお邪魔してきました。
前もって作ってくださっていたサンプル音に持参した映像を合わせてみたところ、どうしてこんなに~というぐらいぴったりで。まるで映像という2次元で表現されていた漆が3次元に広がったようでした。
青木さんの分析では、自分は慣性の法則などの物理法則を意識して作ってるから、漆が重力で落ちてゆく現象と合うのかも…とのことでした。
お話していても、パリにいたという共通点もあり、不思議なほど感覚の通じ合える方でした。
『Figure』に青木孝允さんの音楽が加わることで、より漆の質感が立ちあがってくるに違いありません!完成が楽しみです!

*special thanks to Sayaka Kato!

完璧なるものとその先

history
Feb 04, 2019

所属している会主催の、迎田秋悦についての講演を聴いてきました。
迎田秋悦は明治から昭和を生きた京都の近代工芸を代表する漆芸家です。浅井忠や神坂雪佳らの薫陶を受け、変化する時代の中で新しい工芸の道を希求し続けました。
真摯に漆芸に捧げた秋悦の人生と、数々の超絶技巧の作品には感服するほかありません。

以下は、講演を聴きながらつらつら考えていたことです。

塗り文化は中国・チベット・韓国・台湾・ヴェトナム・カンボジア・タイ・ミャンマーなどの東南アジア、
ロシア・ビザンチンと古代から世界に数多あれども、日本ほど塗面を恐ろしいほど平滑に徹底的に作り上げた国はないと思うのです。
日本で育つ漆の木の樹液の性質が硬質だったこと、硬いが故に磨けば光る、という漆の性質から導かれたということもあると思います。
でも、きっとそこには歴史の中を生きた几帳面で勤勉な日本の職人達、ひいては国民性が凝縮されていると思うのです。
そして潤いにみちた風土の中で培われた美意識。
漆=Japanであったことに、とても納得がゆくのです。

ただ、完璧にすればするほど、そこに退屈さをはらむ危険がある。
完璧さや調和をいかに破るかに作品の魅力はかかっている。
本阿弥光悦や尾形光琳の作品を見ると、しみじみそう思います。

尾形光琳の八つ橋蒔絵硯箱に金蒔絵で描かれた菖蒲の葉をよく見ると、筆の筋が残っているのが見えます。職人仕事では筆跡をべたっと塗りつぶすはずなので、光琳自身が蒔絵をしたのではないかという説もあります。
葉の勢い、ものすごくちょっとした細部の洗練、センス、絵師としての光琳の才能が発揮され、神経が行き届いています。

完璧を破って向こう側に至れるか、完璧を超えられるか。
そんなことが頭の中をぐるぐる回っていたのでした。

Jet Black Space Prjoect1

work
Jan 29, 2019

進んでおります!『Jet Black Space』プロジェクト。
先日はプロジェクトに参加してくださっている京都市産業技術研究所研究員の方々のご厚意により、伝説的職人の柳生健智さんにお話を伺うことができました。

柳生さんは金閣再建時の金箔を貼られた方です。金箔を貼る前には漆下地がしてあるので、柳生さんは実際に漆黒の空間に立たれたことのある方なのです。私がこのプロジェクトを思い立ったのも、柳生さんの金閣でのお仕事に関するドキュメンタリーを見たことに端を発しています。というわけで、ぜひともお話を伺いたかったのです。

柳生さんは78歳になる今も朝の3時に起きて毎日金閣のお守り(維持と修復)に通われています。
金箔という通常室内にしかないものを、屋外で風雨に晒し続けていくことのいかに困難なことか。
いつも一人で中に入り、足利義満と話すような気持ちで仕事をし、観光客が入る朝9時までに仕事を終わらせるそうです。
再建時の漆黒の空間について伺うと、黒漆が磨きあげられた床に足を踏み込む時には落下してしまいそうで恐ろしかったということです。全面黒漆塗りの部屋を作りたいんだと私が言うと、あんたすごいこと考えるねえ~と笑っていらっしゃいました。
録音録画NGだったので目と耳に焼きつけました。

その後、産業技術研究所の大藪氏と竹浪氏とともに光の採り方についてミーティング。
今回は、ものすごーくざっくりした、スタイロフォームに漆を塗ってサイコロ状にしただけの箱を持参しました。
予想以上に暗い。でも、なんだか凄いです。漆って本当に、圧縮された黒なんだと思う。

で、中に入った感じを見るため、かぶってみる⁇
笑ってしまう画です。でも、かぶるとみんななかなか出てこないんです。
うお~漆くさいとか、ほおほおとか、へ~とかいいながらずっとかぶってる。部屋の電気を点けたり消したりしました。かぶっている状態なので、下からの光しかないのですが、下3分の1ぐらいまで漆の壁面がぼんやり見えてきれいでした。

漆黒の闇というけれど、 ある程度光があって面の反射がないと漆だということはわからない。にじむ光に漆らしさがあるようで(艶消しの場合)。漆黒を表すには光が必要だというのはとても面白いと思ったのでした。

 
この結果を東京の建築家にフィードバックして、さらに建築家側でも送った漆パネルを使って模型で光の採り方を検討してもらうことになりました。そして京都チームでも、引き続き模型サンプルにて形状検討を…続きます。

【企画:漆芸】戸田蓉子【建築設計】佐藤研也 (studio Niko/東京藝術大学COI拠点)
【認知科学スタディ】竹浪祐介 (京都市産業技術研究所)

内部総黒漆仕上げ 移動組み立て式茶室空間 1800㎜×1800㎜×1800㎜

金閣寺の金箔張り替えに携わった職人の「全面に黒漆を塗りこめた空間に立った時、上下左右がわからなくなり自分がどこに立っているのかわからないような不思議な感覚を覚えた」という言葉から着想を得た。これは金閣三層目「究竟頂」内部の金箔を貼る前の、六面すべて漆黒の状態を指した言葉と思われる。

「漆黒」という色の価値は日本独特の美としてその深みや艶により周知されている。昭和30年代から合成漆器なるものが登場し、現代では精度の上がったバイオプラスチックが開発されている。では命ある漆の木の樹液、生き物である本当の漆の質感とは?漆の美とは?漆の力とは?漆芸に携わる者として「本当の漆黒」の価値を再構築し人々に認識してもらう必要があると切に感じ、当プロジェクトを企画した。
また、この漆黒の面が感覚器官に与える効果を現代の認知科学の見地から検証解明することをも、このプロジェクトでは目的とする。作品として制作された漆黒空間はまた、実験装置としても機能する。

建築的見地からは、現代のデジタル技術のデータでもって作った小屋に、伝統的な手仕事で魂を込めた漆の壁を組み込むことで空間を完成する。塗るという行為は空間を変容させることである。
漆黒の中で、自分自身というミクロコスモスと対話し、また自身を包む宇宙というマクロコスモスへと思いを馳せるような、精神にはたらきかける空間をも目指す。なぜなら漆は、縄文時代の遺跡から出土する神事や呪術に用いられた朱塗りの櫛や道具、中世の仏教寺院の什器根来を見てもわかるように、歴史の中で人間の精神に寄り添ってきた素材だからである。
さらに、日本には古来から、神を移動させるという独特の感覚がある。それは式年遷宮や、仏像を移動する際に魂を抜いてまた戻すという行為に顕著である。私たちは現代においてこの漆黒の中にある何を運ぶのだろうか。空間をたたみ、またどこかの地で空間を再現する度に。この空間に入ってくれるビジターとともにそれを考え作り上げていくことができれば、それにまさる喜びはないと考える。

【協力】木村宗慎(茶人、作家)
【制作協力】@カマタ

“Jet-black space project” (temporary title)

Direction, Lacquer: Yohko Toda
Architectural design: Kenya Sato 〈Studio Niko〉
Study of cognitive science: Yusuke Takeura

Mobile collapsible tea room/ Interior finished with Kuro Urushi (black lacquer)

“When I stood in the space covered with Kuro Urushi, I suddenly felt disoriented and was overcome with a mysterious sensation of losing where I was standing. ”

This work is inspired by the words of a gilding artisan who was engaged in the restoration of Kinkakuji Temple. It is assumed that this artisan worked on the third level called The Cupola of the Ultimate (Kukkyou-chou) and the words describe the room coated in jet-black Urushi before gilding the walls and ceiling completely with gold leaf.

First, in this work, we will study the effects of black walls on the eyes from the aspect of contemporary cognitive science. Then applying the knowledge acquired, we plan to build a space where one can re-experience the awe of the artisan mentioned above. We will utilize the latest digital technology to design and construct the tea room. The construction will be complete with the integration of the walls finished with utmost care and traditional craftsmanship using Urushi. The final touch with black Urushi breaks down the physical boundaries enabling a metaphysical sense of ascension.

As we can see from examples of red Urushi lacquered combs and magico-religious instruments from the Jomon-period, and negoro-ware and furniture from medieval Buddist temples, Urushi has been in close relationship with the human psyche from the earliest times. This space aims to influence the mind through encouraging self-dialogue, interacting with the inner micro-cosmos and to expanding one’s consciousness to the surrounding universe as the macro-cosmos.

From the ancient times, Japan has a unique custom of periodically moving around objects of worship. The Shikinen Sengu (Ise Shrine transfers their deity to an entirely new shrine every 20 years) and moving a Buddha statue (they first extract the soul and then after, restore it) are good examples. So in this endeavor, what can I transfer to this world every time I collapse and erect this jet-black space? I am excited to contemplate and co-create this with the visitors.

cooperation:Soshin Kimura(tea master,essayist)
Production cooeration:@Kamata

制作中1『器界 Kikai』

work
Jan 28, 2019

『0.1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89 』
『 dN /dt=rN(1-N/K) 』
『y=ex』』
『くはし』

仏教用語で生きとし生けるものをいれるこの世界を「器界」と呼ぶ。

木地作りから塗りたて、あるいは蒔絵の磨き上げまで段取り通り入念に仕事をしていく、つまり人間が完全にコントロールするのが漆芸である。もちろん乾くのは漆自身の力であり、季節の温度や湿度によって乾き方や艶は影響を受けるのだが、どれも微細な変化である。そこに何らかの人間の手の届かない要素を加えたいと考え、数学を用いた作品である。
自然界に存在する関数を軸として用いつつ、最終的には人間(私)の感覚でもって再構築し作品として仕上げている。artという言葉のもつ「自然の模倣」「人為」という意味合いへと繋がってゆく。

種々の技法を用い、すべて漆の黒のヴァリエーションで仕上げた。漆という素材に拡大鏡的にアプローチすることで、漆黒の深さと豊かさが伝わるように。
 
 
『 0.1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89 』
世界を記述する一つの方法である数学の法則にのっとって12の器(0を含む)を重ねた。
0.1.1.2.3.5.8.13.21.34.までは同じ一本の欅の木から削りだされている。

↑木地の状態です
Freshly carved vessels up to 55. Still searching for suitable material for 89

– Slice of eternity –

“0.1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89” *work in progress
“dN/dt=rN(1-N/K)” *work in progress
“y=ex” *planned
“Kuhashi” *planned

In Buddhism, they call the current universe ‘Kikai(器界)’; a vessel containing all living forms.

The art of Shitsu-gei (the making of Urushi lacquer art) is an art of considerable care and precise control over each process beginning from carving the wood base to finishing with lacquer (Nuritate) or the final polish on gold and silver powder gild (Makie). Indeed, as Urushi sets by itself it is influenced by seasonal temperature and humidity changes, but overall the general outcome is more result of the craftsman’s care than nature’s serendipity.

The titles of this series are of mathematical functions found in nature. I mixed in mathematics with Urushi to add elements which are beyond us. I aim to convey the deepness and richness of black Urushi by focusing on fine detail. The pieces are finished in black Urushi with various techniques.

“0.1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89”
The title cues from the Fibonacci Sequence which manifests in myriad forms in nature. The work consists of twelve vessels (including 0) in a consecutive nesting fashion. The first ten vessels (0.1.1.2.3.5.8.13.21.34) is carved from a single zelcova trunk.