由紀さん

day
Apr 14, 2019

中学高校大学の先輩でありお友達でもある何必館・京都現代美術館キュレーターのキュートなキュートな(キュが多い…)梶川由紀さんが個展に来てくださり、婦人画報ウェブサイト内の「きょうとじんのひとりごと」という由紀さんのページに心のこもった記事を書いてくださいました。由紀さんの手でもって表現されるとこんなにも素敵になるものかと感服いたしました。

由紀さんの「ひとりごと」には、由紀さん目線でとらえられた美しくさりげない世界が綴られています。由紀さんらしい静謐さが漂っていて本当に素敵なのです。

Opening~dinner

exhibition
Apr 13, 2019

搬入〜オープニングまで。
オープニングビュッフェは、写真を撮ることも忘れるバタバタさ。気がつくと人でいっぱいに。ご来場いただいた方々本当にありがとうございました。
『figure』の撮影をしてくださったその浅野豪さん、素晴らしい音楽を作ってくださった青木孝允さんも来てくださいました。
そして木地師の西村直木さんと漆屋さんの堤卓也くん!創作を支えていただいている方々にもお祝いしていただけて本当に嬉しかったです。

20日は闇夜のお茶会です。すでに定員超過の予約をいただいておりますが、お茶菓子を作っていただく鍵甚の店主自ら待ち合いのカウンターに入って香煎を提供してくださりこの日の闇夜のお菓子についてお客様とお話しするという趣向もあるそうです。

オノマトペ×漆

漆まわり
Apr 13, 2019

無事個展がオープンできたので次へ進む。楽しみにしていた電気通信大学の坂本真樹教授との打ち合わせです。初めて行った電気通信大学は理系バリバリの雰囲気でキャンパス内は男性率90パーセントでしたが、坂本先生の周囲だけは一点パーっと華やかで明るい空間なのでした。

坂本先生の華麗な経歴とメディアでのご活躍ぶりに最初はちょっと臆していたのですが、オノマトペによる質感研究を理系からのアプローチで進められているとのことで、お話を伺うとどれもこれも本当に興味深かったです。それにしても心理学、AI、感性工学、認知科学など多領域を行き来されつつ進んでいかれる力強い知性に感服でした。
オノマトペ×漆で何を生み出せるでしょうか。すごくわくわくします!

坂本先生のwebsite

Il cipresso × Kasane

exhibition
Mar 27, 2019

こちらもあります!
『襲かさね』×イタリアン
どんな景色を見せてくれるのか楽しみです。
こちらも席数が限られているのでご予約はお早目に…

※撮影が入る場合があります。

茶会〜ヤミヨノウルシ〜

exhibition
Mar 27, 2019

イベントもやります。
闇のなか、流れ落ちる漆の映像をお軸に見立て、写真の作品『襲かさね』の入った仕覆を解くところから始めるという、なかなか攻めたお茶会です。

『陰翳礼賛』の中で谷崎潤一郎が「暗闇で羊羹を食べるとより一層甘い」というようなことを書いていて、20年来それは本当なのかな~と疑問に思っておりました。その疑問を解きたい!という思いと、同じく「暗闇の中蝋燭の明かりで見たほうが漆は美しい」との谷崎の論説には異論がなく、この度夜咄茶会をヒントにしてこのような実験的企画をたてました。(※蝋燭は防火管理の面から今回は使用いたしません)
暗闇で漆を見るのは私も未体験の領域です。どれぐらい暗いのか、お隣さんの顔すら見えないぐらい暗いのか?そしたら何も見えないじゃないか。でも鍵甚さんの特注主菓子が美味しいのは間違いなく、またアートデイレクターであり茶人であるO氏の点てるお抹茶が美味しいのは暗闇でもきっと間違いありません。こんな実験的な、でも世界初?の試みを一緒に体験してくださる方、ご予約お待ちしております。
私も着物でお手伝いいたします~。

※撮影が入る場合があります。

solo-show

exhibition
Mar 27, 2019

→終了いたしました

ささやかな個展をいたします。
場所は祇園のど真ん中、花見小路。
会員制イタリアン、イルチプレッソの2階。
時期は都をどりで街が浮き立つころ。

気候のよい時です。観光またはお散歩ついでにお茶するような気軽な感じでお越しいただけると嬉しいです。
その日の朝に作って運んでこられる鍵甚良房の主菓子と、目前にて点てられた薄茶もお召し上がりいただけます。

お手数なのですが予約制のためご一報ください。
メッセンジャーからでもこちらでも↓
Shop Mail : ilhanaregion@gmail.com
Artist Mail : info@urushi-media.com

<Yohko Toda URUSHI solo Exhibition> 

●会期 4月11日(木)- 30日(火)

「Urushi awakens your senses 漆はあなたの感覚器官を歓ばせる」

漆の質感を追って制作している戸田蓉子の作品を日常に使える食器から大型のオブジェまで展示。また今回初の試みとして、一般の人の目に触れることのない未だ液状の漆の姿を収めた映像作品も発表する。音楽はエレクトロミュージックの分野で世界的に活躍する青木孝允が担当、コラボレーションとなっている。

●関連イベント情報 

4月9日(火)
プレオープン・ディナービュッフェ
<戸田蓉子の作品で愉しむ極上イタリアン>
12の漆色プレート『襲かさね』にイタリアンの料理が盛られます。
・受付17時 ~ 十二名様先着
参加費3,000円

4月20日(土)
茶会
<陰翳礼賛-ヤミヨノウルシ->
暗がりに浮かびあがる漆の美しさを感じていただく夜咄茶会です。
・20時~、21時~ 各席五名様先着
参加費¥2,000円

※双方、予約制となります。席数限定ですので下記の連絡先までお問い合わせください。

Shop Mail : ilhanaregion@gmail.com
Artist Mail : info@urushi-media.com

・会場名  イルチプレッソはなれ
・所在地 京都市東山区祇園町南側566番地2階

news oped

publicity
Mar 27, 2019

先週の水曜日のニューズオプエド、こちらの番組はリアルタイムでTwitterに質問意見がどんどん入ってくるというシステムです。報道番組なので、政治経済に関心のある視聴者が多く、漆になどみなさんあまり興味がないだろうなと思っておりました。ところが嬉しいことに、漆にまつわること、美術に関すること、たくさん質問やご意見をいただきました。なかには私も知らなかった漆にまつわる歴史的エピソードやハイレベルな化学的質問まで。帰ってメモしました。
拙い喋りながらも、何かしら伝わったことがとても嬉しかった。そして、日本人の生活から漆はほぼ消えてしまったと思っていたけれど、意外とみんな人生のどこかしら探してみれば漆と接している瞬間があるのかもしれないなと考え直しました。本当によかった。活動休止期間をのぞいて12,3年漆とともに過ごしてきました。これだけの時間かかって、やっと私の中で漆という存在が醸成してきてくれたんだと思います。これからもますます熟成を進ませよう。もっと伝えたい、という気持ちが強くなりました。
 そして漆黒空間プロジェクトに関してもちゃんと喋ってきました。優しい藤本さんも古賀先生も漆黒の箱を覗いてくださいました。
そしてそして、背景に貼ってもらったポスターならびにフリップで入れてくださった個展の案内、次の投稿にて諸々お知らせいたします。

回る御社の夢

day
Mar 22, 2019

久しぶりに師匠に会いに。
85歳の先生はますます漆を追求、そしてちょっと可愛くなっていらっしゃいました。
夜遅くまでたくさん話を聞いて対話して大笑いして、背筋を伸ばしてもらう。

工房前の神社を見て、10年前に見た不思議な夢に出てきたのはこの神社だったと気づく。回るこの御社の夢。ぐるんぐるんすごい速さで御社が回転してた。ひえ〜と思いながら見てたら、最後に御社がズボッと抜けて吹っ飛んだ。
そしたら御社の下の部分(基礎みたいに地中に埋まってるところ)は美しい巨大な白色の木の根っこだった。という夢でした。
拝んでおきました。

長靴下ピッピ展

day
Feb 20, 2019

こども達の大好きな『長靴下ピッピ展』に行きました。
心に残ったのはイングリッドヴァンニイマン(Ingrid Vang Nyman1916~1959)のイラストレーション。ニイマンにしか書けない完成度の高い線を凝視しながら「イラストというのは自身の線を獲得できるかどうか」だなと思う。腕から指先の関節の一つ一つまでが脳からの神経伝達で完全にコントロールされる。鍛錬されたピアニストのように。
藝大の油画科卒のペインターの友人が以前「(版画ではあるけれど)浮世絵の線って単純そうだけど真似してみるともんのすごく難しいんだよねー」と言ってたのを思い出した。そういえばニイマンも浮世絵を模写していたのだったな。

ほとんど人の目に触れることのない、未だ液体状態の漆の姿を映像に収めた拙作『figure』、これに青木さんに音楽をつけてもらいたいなーと半年ほど前から思っていた。
青木さんはパリ、ベルリンを経て今は大阪ベースで活動されている、エレクトロミュージックの分野で世界的に知られる方だ。
お正月過ぎにぼんやりインスタグラムを見ていたら、友人が八日戎に行きました―という楽しそうな投稿が流れてきた。赤ちょうちんのぶら下がるネオレトロ?な飲食スペースでDJがプレイしている。「DJの青木君に会いました」と書いてあったので、DJの青木くん?でも、これはきっと違うDJの青木くんであろう、と思っていたらハッシュタグにaokitakamasaとあってびっくり。えびすさまに福をいただいたような気持ちで、すぐ友人にメールをしてみたら快く紹介してくれたのでした。

そして先日心斎橋のど真ん中にある秘密基地のようなスタジオにお邪魔してきました。
前もって作ってくださっていたサンプル音に持参した映像を合わせてみたところ、どうしてこんなに~というぐらいぴったりで。まるで映像という2次元で表現されていた漆が3次元に広がったようでした。
青木さんの分析では、自分は慣性の法則などの物理法則を意識して作ってるから、漆が重力で落ちてゆく現象と合うのかも…とのことでした。
お話していても、パリにいたという共通点もあり、不思議なほど感覚の通じ合える方でした。
『Figure』に青木孝允さんの音楽が加わることで、より漆の質感が立ちあがってくるに違いありません!完成が楽しみです!

*special thanks to Sayaka Kato!