大江能楽堂

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May 07, 2019

能楽師の大江広祐さんの舞台を観に。
大江能楽堂の舞台は大変珍しい総漆塗りの床だそうで、とても見たかったのです。舞い手の跡が生々しく目に見えて残る舞台は迫力!
桟敷席もあって、天井も素敵。衣装もたまらん…そして高揚させられるお囃子と謡、長時間続く熱のこもった舞でした。

由紀さん

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Apr 14, 2019

中学高校大学の先輩でありお友達でもある何必館・京都現代美術館キュレーターのキュートなキュートな(キュが多い…)梶川由紀さんが個展に来てくださり、婦人画報ウェブサイト内の「きょうとじんのひとりごと」という由紀さんのページに心のこもった記事を書いてくださいました。由紀さんの手でもって表現されるとこんなにも素敵になるものかと感服いたしました。

由紀さんの「ひとりごと」には、由紀さん目線でとらえられた美しくさりげない世界が綴られています。由紀さんらしい静謐さが漂っていて本当に素敵なのです。

回る御社の夢

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Mar 22, 2019

久しぶりに師匠に会いに。
85歳の先生はますます漆を追求、そしてちょっと可愛くなっていらっしゃいました。
夜遅くまでたくさん話を聞いて対話して大笑いして、背筋を伸ばしてもらう。

工房前の神社を見て、10年前に見た不思議な夢に出てきたのはこの神社だったと気づく。回るこの御社の夢。ぐるんぐるんすごい速さで御社が回転してた。ひえ〜と思いながら見てたら、最後に御社がズボッと抜けて吹っ飛んだ。
そしたら御社の下の部分(基礎みたいに地中に埋まってるところ)は美しい巨大な白色の木の根っこだった。という夢でした。
拝んでおきました。

長靴下ピッピ展

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Feb 20, 2019

こども達の大好きな『長靴下ピッピ展』に行きました。
心に残ったのはイングリッドヴァンニイマン(Ingrid Vang Nyman1916~1959)のイラストレーション。ニイマンにしか書けない完成度の高い線を凝視しながら「イラストというのは自身の線を獲得できるかどうか」だなと思う。腕から指先の関節の一つ一つまでが脳からの神経伝達で完全にコントロールされる。鍛錬されたピアニストのように。
藝大の油画科卒のペインターの友人が以前「(版画ではあるけれど)浮世絵の線って単純そうだけど真似してみるともんのすごく難しいんだよねー」と言ってたのを思い出した。そういえばニイマンも浮世絵を模写していたのだったな。